BLOG 気付きとコラム
2026.09.28 活動報告
失敗学会Forum 223において原野商法問題について講演を致しました。
2026年9月26日、大阪で開催された失敗学会のフォーラム「原野商法と負の遺産を考え×行動する」において、株式会社ソーシャルライツ代表として講演しました。
今回の講演では、原野商法によって土地が販売された時代背景から、現在も続く二次被害、所有者の高齢化に伴う相続の問題までをお話ししました。購入から約50年が経ち、「土地の場所が分からない」「売却先が見つからない」「子どもに負担を残したくない」というご相談が沢山寄せられています。
相続登記の義務化や相続土地国庫帰属制度など、土地を取り巻く制度も変わりましたが、一方で、原野や山林は、制度を利用するための条件を満たせなかったり、引受先を見つけること、そもそもが個人の方へ処分すること自体が適切ではなかったりと多くの問題が存在します。講演では、自治体への寄付、隣地への譲渡、民間による引受など、様々な実情を紹介いたしました。
後半では、ソーシャルライツが行っている土地の所在調査や、法人による土地の引受についてお話ししました。所有権移転登記を終えるだけでなく、引き受けた土地を誰が、どのように管理し続けるのか。そのための体制づくりも、私たちの大切な課題です。
原野商法の問題は、過去の被害として終わっていません。いま土地を所有する方や、そのご家族が直面している問題です。司法書士として将来への負担を少しでも減らせるよう、引き続き取り組んでまいります。
ご参加いただいた皆さま、講演の機会を設けてくださった関係者の皆さま、ありがとうございました。
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